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マザー通信

「別れの悲しみを癒す」        ライフスタイル
2011年03月25日
「愛別離苦を抜け出す」      マザー通信        
○家族などを喪った時

夫や妻が癌などを患い、長期入院生活を送った後に死別するとき、残された家族の苦しみには大きなものがあります。
さてここで大切なのは、感情が産み出す、苦悩と生活をしていくうえでの不便さの両方を背負うことにより頭が混乱する状態に陥りがちです。
このような時には、問題を別々に考えるのが良法となります。
生活上の問題は、行政の窓口例えば、年金課や福祉事務所に遺族年金の受け取り手続きを相談にいけば解決法を、ある程度教えてくれるでしょう。

精神的な問題はどうすればいいでしょうか?
回答は「覚悟」をすればいいとなります。
感情の発露として、大いに泣き、悲しみに浸ることも一時的に必要です。
長く心に「哀別苦を背負う」ことは賢明ではありません。
愛別離苦の問題は、私達の見解を修正することで解決します。
その見解とは、死ぬのは他人であり、自分や親族は例外と思い込もうとする無理から苦しみが生まれてきます。
死ぬことが当たり前と心底受け入れたなら、家族の死別が納得できます。
その際忘れてはならないのは、「自分の死」もしっかりと受け入れることです。
これで哀別の苦しみは消えます。
哀別を完全に救う方法もあります。それは自分の心を完全に清らかにしていくようにすれば必ず消えていきます。
そこで残るのは慈悲の心と、生命には生死は必然と知る心が現れることです。

「小さなものから、大きなものまで、私達が知っているものから、知らない生命まで
生まれる前の体内に宿るものから、微細なものまで、
ありとあらゆる生命が幸せになりますように・・・ 」   慈経   釈迦の教え

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