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マザー通信

「死は生の原因」         ライフスタイル
2010年05月20日
「死生一如」       ライフスタイル           
○ 死は生の原因

生老病死は、順番に配置される時間の流れです。
生の前にあるのが死であるのは、容易に推定できます。
さて、生の原因が死であるなら、死は怖いものでななくなるように一瞬安心します。
もしも、生が楽で死が苦ならば、それも納得しやすくなります。
生老病死は苦であると釈迦は語りました。
老いることが苦であることは、アンチエージングが盛んな所からも、大勢の希望の星として注目されています。
残念ながら、老いをとめることは不可能です。
私達の人生の殆どの希望は感情から出発し、失望へと帰結するのではないでしょうか?

私達が採るべき道は、生老病死を抜け出せる手段を獲得することにあります。
その手段こそが解脱になるわけです。

死の恐怖の内の、死により一切合切が無になるは、正解とは言えません。
死によって、全てがなくなることによる恐怖から、また違う苦が訪れるわけです。
それが生への輪廻です。
輪廻は、エネルギーの回転運動とみることができます。
全ての物質は特定の波動を発しています。
無生物である土や鉱物資源も波動があります。
私達人類にも動植物も波動を発しています。
物質と生物の相違は、波動の違いよりも、その中身に違いがあります。
決定的な違いは人間には「心」が存在しているのです。

この心のエネルギーが輪廻の無限回転の源です。
具体的感情として、死を迎えるときには「死にたくない」生き続けたい。永遠の生命を獲得したいと渇望します。

私達は本当に死ぬことができるのでしょうか?
転生=もう一度生まれ変わるは正確でしょうか?
本当は無限の生老病死の回転運動に操られているのかもしれません。
             続く・・・

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