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「お金と幸せの関係」 ライフスタイル
- 「お金と幸せの関係」 ライフスタイル
- 2011年10月04日「お金と生きがい」 マザー通信
○相関性は認められない
お金を得ることと、生きがいを得ることには、特別な相関関係はありません。
生きがいの定義も、
・好きなことをやる
・人々に感謝される
・経済的な目的が達成される
・家族を経済的に充足できる
等混在一体となって、人生を不明瞭にしがちです。
お金を得る目的は、生活費や経済的な満足を充たすための手段になります。
一方、生きがいや、やりがいは、業務を達成した喜び、「オリンピックに入賞する」
「ノーベル賞を受賞」等の社会的名声と繋がって考えがちです。
それらは、いずれも結果であり、私たちが直接コントロールできる事柄ではありません。
実際上、プロセスでの満足感と、結果での満足感は大きな相違があります。
社会的業績は、結果ですから、私たちの将来の出来事になります。
今現在おこなうべき事柄には属しません。
ただ、社会は結果からしか、人間を評価しない傾向が強いですから、
結果への拘りが、私たちの幸福と徐々にずれが生じるようになってくるのです。
何かを得たから満足するのではありません。
今行う有意義なことの、「プロセス」に充実感を感じるのです。
私たちの判断を適切にするにも、原因＝現在行っていること、と
結果＝お金を得た、入賞した。失敗した、成功した、どちらとも言えない。
等に必要以上にとらわれずに、出た結果が悪いものなら、次の原因の改善につとめればいいことです。
成功にも失敗にも、どちらとも言えない小さな結果にも、とらわれず、今を生き生きと、清らかな明るい心でいきることが大切になります。
