第5回 株式投資講座 「リスクを回避する」
- 2021年05月10日リスクを考慮する
・激しい上下動に対処
株式投資で注意しなければならない事は、暴落などによる
株価損失です。
過去の事例を参考にして対処することが重要です。
激しい下降には、
・恐慌(100年前にアメリカで起こった)
・バブル崩壊(日本で30年前に起こった)
・暴落(リーマンショック・コロナショック等)
・信用取引で生じる空売りの失敗
・特定銘柄の倒産ショック
これらが特に注意するリスクでしょう。
これらを根本的に避ける方法はありません。
それは、過去の事例と将来生じるリスクは時代背景や世界経済の問題が係わり
人間などの予測を超える事も起こります。
これが株式投資リスクの本質と言えます。
株式投資の成功率は20%程度と言われるのは、これらのリスクによって被る損失が
あるからに他なりません。
そのような中でも株式市場は無くなることはありませんでした。
これは、経済の仕組みとして人々が必要としているからに他なりません。
この点が株式市場の特徴です。
株式市場の成長と共に所有株式の価値は上昇します。
但し、期待値が先行して、株価を極大的に押し上げる時は注意が必要です。
昨今では、GAFA等の投資や電気自動車等にこの傾向が見られます。
夢に踊らず、財務的整合性を加味しますと、リスクも軽減できるでしょう。