第10回株式投資講座 「社会貢献と寄付」
- 2019年12月10日2、相続と寄付
□ 税金対策と社会貢献
株式投資家の何割の方は、少しは資産を築く事でしょう。
資産を蓄え始める。 多分60代から70代へと差し掛かり、ご自身の健康に不安を抱え始める 年代を迎えます。
今までは、株式の値上がりや利益確定の為に日経新聞や新聞の株式欄くらいしか
興味がなかったのが、そろそろ知人の間でも問題化している相続関係で
悩み始めることでしょう。
事業家なら事業の継承をどうするのか、長男や次男に継がせることができるのか?
後継者がいないなら自分一代で事業を終了させるのか?・・・
今まで考えなかった問題を抱える事になるでしょう。
小さな頃、母親が「赤い羽根募金」を学校の先生から言われた時に、
少しばかりのお金「10円」や「100円」を寄付したことを
懐かしく思い出したりします。
ふと、中高年も後半を迎えた自分にその記憶が蘇り、
「困った人を助けるように寄付するのよ・・・」と口癖のように言っていた。
母の言葉が蘇ります。
そうだ!どこかそのような困った人を助けるような、社会の役に立つ所へ寄付しよう・・・
このようになる投資家もいることでしょう・・・
砂漠で飢餓で苦しむ人がいたなら、自らの乏しい食料の
中から、与えるならその人は善をおこなった事になる。
西行(仏典より)