株式投資講座　第3回目　「好球必打」

2019年05月10日

　「５打数１安打」
・成功率はある。

株式投資には、１００％は無い、１件の銘柄に投資して、２年後に倍になる
事もある。
これが初めての投資なら、俗に言う「ビギナーズラック」と呼ばれる。
違う機会に同じように投資すると今度は、３年経っても買った時と殆ど同じ
株価で、上昇しそうもない、失敗投資に終わる。
このような時に暴落に見舞われると大失敗になり、株式市場には二度と
戻れない場合もある。
一度の小さな成功に舞い上がり、２回目は気が大きくなり、大博打を
打つ人もいる。

また、何らかの理由で、定期預金の金利が低いので、株式市場に新規参入する
個人投資家は多い。
そのような人は、初めての投資に100万円程株式を買って、暴落などに
見舞われると、仰天して、すぐ売却に走り、株式市場の恐ろしさを味わう。

どちらも投資としてはありがちな失敗である。

野球選手は、1試合に３〜５回ほどバッターボックスに入る。
その内1度ヒットを打つと、2割のアベレージバッターになる。ごく普通の
プロ選手の成績と言える。
3割バッターを目指すのは野球の世界だが、株式投資にもこの法則は
当てはまる。
５回の投資で、１〜２回ヒット成績を残せば、投資利益は回収できる。
このように明日をも分からない世界情勢に右往左往せず、
打席に立ったら、集中して、ヒットを目指せばいいのだ。
悪いボール（株式市場高騰し過ぎているとき）は見逃しのフォーボールもある。

そして２〜３割の打率が普通と理解できる合理的判断力を
持てばいいだけである。

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