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「変わらないものはない」 第2章 固執から抜け出る  (人生はゲーム)
2015年10月10日
「変化とともに生きる」 
○固定的なものから抜けでる

植田聡子は、観光事業関連の会社に勤めて5年になる。
レストランや飲食関連の立地や施設取得等の部門から2年前からレジャー関連の部署へと転属になっている。
新しい仕事も知らない事だらけで、上司や教育担当者から新しい知識を日々教わる毎日ともいえる。

やっと最近になってこの部門の仕事の全体像が把握出来始めた。
ホールティンググループを形成する事業体全体は、遥か彼方の遠望のように霞んでいるが、
聡子にとっては、日々の業務との格闘の方が現実的な問題である。

飲食関連の仕事もとても変化が激しいのを、膚で感じてきたが、
レジャー関連もエンターテインメントのあり方など、多様性が広がり、
固定観念では、捉えづらくなっている。
変化の激しい時代というが、目の前で起こっていることの変化も凄まじいとも
感じている。

小さなころ楽しみが単純であったという母の時代の話を聞かされたものだが、
時代の流れがスピードを増しているのだろうか?・・・
スピードについて行くこと自体が難しくなっているのかもしれない。

なによりも驚くことは、自分自身の内面の変化である。
学校を出る前の自分と、現在の自分との大きな違いを感じている。
まるで違う人格になったかのようでもある。
事実同じ自分など存在しないような気もしてくる。
事業体の変化の激しさに接するうちに、自分も徐々に変化を遂げたのだろう。

「変わらないものはこの世では一つも存在しない・・・」
何かの文節の言葉が蘇ってくる。
哲学者か科学者か宗教家か誰かがそのような事を、講座で言っていたようだが、
まさにこの言葉が真実であると感じている。
このスピードに合わせるのは難しい。
脱落して、もっと緩やかな世界へと逃避したいのかもしれない。

生物のリズムは、すごく緩やかな動きの中にあります。
そして心理的な落ち着きが、その緩やかなリズムの中で取り戻せるのです。

精神衛生論の講座での一節を、この頃思い出すこともある。・・・

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