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人生はゲーム 「幸せになりたいと思う」  自分の内面との戦い
2015年08月10日
19、「幸せになりたいという気持ち」
○三方への理解

和子は、最近はあまり機嫌がよくない。
やることなすこと逆ねじを巻いた状態のようなのだ。
思い通りに行かないことの多さもあるが、なによりも不愉快になる状況が多いのである。
人のせいにしたいが、多分自分の心も問題なのだということも脳裡には点滅する。
しかし、イライラの方が心を占拠してしまうようだ・・・

「人は、誰でも幸せを求めます。この気持ちは始まりとも言えます。
大切なのは、その幸せの求め方が道理にあっているか、個人の我が儘なのかが問題になってきます。

1、私の幸福の追求・・・まず自分の幸せこそ最優先事項と考える
2、人の立場を無視する・・・人間の相互関係で軋轢が生じて、怒りと不幸が生じます。
3、その集団の利益と合致する・・・社会から見るとそのグループだけの利益を求め
社会の幸福と相反する・・・その集団は暗くなり、不幸を全体的に背負うようになる。
4、周りの幸福と自分の幸福が合致している。・・・生業につき、人の役立つ仕事をして、
人から感謝され報酬も同時に得ることができる。

4番のような状況の時、普遍的な幸福感が訪れます。


和子が抱えている問題とは、なんなのでしょうか?
それは、自我の殻にとどまり、自分の世界観から他者を眺めている誤謬があるようです。
そして人間及び生命には、「本来的自由がない」ことへの理解の浅さがあるようです。
私たちにとっては束縛からの解放はとても重要なのですが、
環境の束縛を、自分のチカラでどうにかしようとする無理をせず、
環境への適応を考えるべきです。
そののちに、自分の中の変えることができる心の性質を見つめ、
心による束縛の支配から逃れるようにすることなのです。

心の束縛とは、欲望、誤解、偏見、我執、怒り、妄想、迷い、拘り・・・
これらとの内面との戦いこそ真の自由へとつながる勝利への道なのです。
戦う相手を間違えてはいけません。
外部環境や他者や思い通りに行かないことへの苛立ち・・・
それらは個人の管轄外と割り切り、正しい生き方を見つけることです。

「百万人の兵士との戦いに勝利するよりも、
自分との戦いに勝利するものこそを
真の戦勝者と言う」    仏陀

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