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「人生はゲーム」 第2章 (迷走する心)
2015年03月10日
「幻想とこころ」 
○病んでいる状態が普通

聡子は、学校のカウンセラーに時々通う。
講義内容がしっくりこないときや、気の合わないメンバーと
ワークショップをした時など、コミュニケーションが上手くいかないとき、
それが続いたりすると、精神状態が不安定になるのを自覚する。

つまり、「イライラ状態」が解消できなくなるときに、学内にある学生向けカウンセラー
の予約を取り、心理学の先生に相談をする。
自分の心の不安定な状態を聞いてもらい。
適度なアドバイスをもらったりする。
落ち着いた雰囲気の先生に相談するだけで、イライラは解消される気もする。

「人は誰でも心の病気を持っていますが、普段の生活では自覚しないだけですよ・・・
ですから人に相談するだけで、かなりの部分解消できる面もあります。」
「本来人間は自分の事をわかってもらいたいのですが、相手への関心が全くない人は、
コミュニケーションが取れない原因を、相手の理解力のなさに求めがちです。
この状態は本末転倒とも言えるのです。

意思疎通は、相互交流ですから、どちらかが自我が強くなりすぎると、コミュニケーションはその時点で成立しなくなっています。
意思疎通の前提は相手に「敬意を払う(相手を受け入れる)」相手への関心を保つ・・・
これによって可能になってきます」
「心が病む状態とは、自我の幻想に過度にとらわれるとき、起こるともいえるでしょう・・・」

聡子は。療法士の先生の話に多くの部分納得できる。
自分にもある「私が一番大切」この思考が、自分の殻を固く閉ざす障害になることも
理解できる。

イライラするとき、「何で思い通りにいかないんだろう・・・」
と自分勝手な思考の迷路にはまりがちだ。
この状態から抜け出せれば、心は落ち着きを取り戻し、
すごく静かな状態になるのを経験する。

病気は身体に限らず、心も頻繁に襲いかかってくる。
いろいろな処方箋を試し、不幸な暗い状態から早く抜け出すのが肝心であると
最近では理解できるようになってきた。
カウンセラーに通い、客観的な意見を聞くと、すごく平穏な気持ちになってくる。

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