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「幸福探しの旅」（探し物は何ですか・・・） 人生はゲーム 9話
- 「幸福探しの旅」（探し物は何ですか・・・） 人生はゲーム 9話
2014年10月10日
９、探し物は何なのですか？
○幸福探しの旅
隣の芝生は青い、それは羨望が混じった感情とともに起こる。
嫉妬は、このような時にも起こる。
嫉妬はやがて、恨みにも繋がっていく。
ふとサエコは、自分の不純な感情に気づき、「ダメダメ・・・」と頭の中で打ち消す。
一戸建ての家を購入するには、住宅ローンを長年組み、払い終わった頃には、修理が必要になってくる。
まるで、給料は、銀行ローンを払うために口座へと毎月振込まれるような気もしてくる。
原因は金融機関にあるのではなく、自分たちの夢「マイホームが欲しい」
にあったのがよくわかる。
夢は希望にも繋がるが、分不相応なものは、生活を破壊する元凶になったりする。
近所の公務員の家庭の安定が羨ましく思ったこともあったが、
そのご主人が、ギャンブルに狂い、公金横領して、懲戒免職になったと
聞く、「魔が差す」誰にでもあることだが、気をつけなければならない。
考えれば、人生には落とし穴が其処ら中に待ち構えているのかもしれない。
よくよく気をつけて程々なのだろうか・・・
懐かしの歌謡番組がテレビから流れている。
「幸せを数えたら、片手でも足りる。不幸せを数えたら両手でも足りない・・・」
幸不幸の天秤は、傾いているのだろうか？
それは心の状態とも深く関係するのだろう。
学生時代に愛唱した詩に、「山のあなたに空遠く幸い住むと人のいう・・・」
幸せはどこを探しても見つからない。
賢明な人は、今現在に幸せを見つけると解説書にあった。
その通りだと思う。
別の機会に、学者が、「幸福とは、結果です。幸福になる善行為をすれば
幸福になります。一方悪行為をすれば不幸になるのです。」
当たり前のようだが、すごく納得した記憶がある。
幸せ探しは、期待や夢や希望という幻想を追い求める行為なのかもしれない。
しっかりと良い行いをすれば、それなりの幸福が手に入ると思う。
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