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仏教講話 第6回目 「苦とは」

2019年05月30日
 苦とは
○「苦しい」「思い通りにならない」

仏教の中心教義は、苦諦になります。
諦とは、「真理」という意味です。
苦の真理が仏教の根本にあります。

苦は、苦しい事や苦痛、が普通に考えられる意味ですが、
原文は「ドウッカ」物事が上手くいかないという本来の意味もあります。
日常生活では、上手く運ぶことよりも、圧倒的に上手くいかない事が
多いのは誰しも経験するでしょう。
「希望や期待」は、上手くいきますようにという儚い願いとも言えるでしょう。

苦とともに仏典では、「空」とも時々表現されています。
空とは、空っぽ、何もない・・・、虚しい等の意味を含みます。

なんとなくやる気が起こらない、今日は、どうも気分が乗らない・・・
そのようなとき、「虚しさ」が心に忍び寄ります。

仏教はこの苦から抜け出す方法を述べています。
苦こそ生命の宿業と言えます。

苦を抜け出す方法論が「道諦」といい
八つに分類され「八正道」と言われ解脱へと目指す具体的
方法論になります。
誰でも実践するうちに解脱へと徐々に近づく方法となります。

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  • ・マザーサイトで
    仏教講話配信
    2008〜2014
  • ・神戸市市民講座
    「初期仏教」講師
    2017〜2019
  • 「無苦楽の会」主催
    安藤計司

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